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コラム

太陽光発電メーカー「ハンファQセルズ」を徹底解説!特徴や定価

太陽光発電のメーカーを検討するに当たって、「ハンファQセルズ」も候補にあがっているかもしれません。「ハンファQセルズはどんな会社なのか」「どんな製品があるのか」などの疑問に対する答えを、この記事で解説します。

 

太陽光発電メーカー「ハンファQセルズ」はどんな企業?

ハンファQセルズは、太陽光発電メーカーとして評判が良く、優れた実績を持つ会社です。

元は、1999年にドイツで太陽光発電メーカーとして創業した「Qセルズ」という会社で、太陽光パネルの高い品質を強みとして、かつては世界シェア1位を記録していました。しかし、その後は低価格を武器にする他国のメーカーとの競争に敗れて経営破綻し、韓国のハンファグループに買収されました。

現在はハンファQセルズとして、高品質ながら低コストを実現し、人気を集めています。

 

 

「ハンファQセルズ」の太陽光発電の特徴


ハンファQセルズの太陽光発電の特徴は以下のとおりです。

  • ドイツで研究・開発
  • 低照度(曇り)のときも効率良く発電できる
  • 高い耐久性
  • 世界市場向けに大量生産
  • 低価格
  • 国際的な評価が高い

ハンファQセルズは、緯度が高く、太陽光の明るさが弱い低照度のドイツで研究・開発されています。そのため、曇りの日でも効率良く発電できます。さらに、コストの安いアジア圏で大量生産をすることで、日本のメーカーよりも製品は低価格に抑えられているのが特徴です。

ドイツの会社「EuPD Reserch」が実施する、EU圏の太陽光発電の施工会社満足度調査では、2014年から8年連続で「TOP BRAND PV」に選定されるなど、国際的な評価も高いようです。

 

「ハンファQセルズ」の住宅用太陽光発電シェアは12%


2021年の日本国内の住宅用太陽光発電において、ハンファQセルズのシェアは12%でした。ランキングでは5位に位置し、上位には日本の国内メーカーが並ぶなか、海外メーカーのなかではもっとも高いシェアを誇ります。

日本ではハウスメーカーが国内の太陽光発電メーカーと提携していることが多く、海外メーカーが入り込むのは難しいという事情があります。それでも、これほど高いシェアとなっているのは、ハンファQセルズのコストパフォーマンスの高さが評価されてのことだと考えられるでしょう。

 

「ハンファQセルズ」の太陽電池モジュールのラインナップ

ここでは、ハンファQセルズの太陽光電池モジュールのラインナップをご説明します。

ハンファQセルズで販売されている「Q.PEAK DUO」のシリーズでは、これまで隙間が空いていたセル同士の間隔をなくす「ゼロギャップ技術」の「Q. ANTUM DUO Z」が搭載されたことで、高出力かつ高効率な発電を実現しています。

 

 

Q.PEAK DUO G11シリーズ


「Q.PEAK DUO G11シリーズ」は、ハンファQセルズの新商品です。従来品よりも価格が上がった分、モジュール変換効率などの品質もアップしています。

 

●型番:Q.PEAK DUO M-G11 400

  • モジュール変換効率:20.8%
  • 公称最大出力:400W
  • 定価:290,400円(税込)

 

●型番:Q.PEAK DUO M-G11 395

  • ジュール変換効率:20.6%
  • 公称最大出力:395W
  • 定価:286,770円(税込)

 

●型番:Q.PEAK DUO S-G11 265

  • モジュール変換効率:20.4%
  • 公称最大出力:265W
  • 定価:195,305円(税込)

 

●型番:Q.PEAK DUO S-G11 260

  • モジュール変換効率:20.1%
  • 公称最大出力:260W
  • 定価:191,620円(税込)

 

Q.PEAK DUO G9シリーズ


「Q.PEAK DUO G9シリーズ」は、以前より発売されていて、多くの販売実績のある人気シリーズです。G11に品質は劣るものの、最新の「Q. ANTUM DUO Z」テクノロジーは搭載されています。

 

●型番:Q.PEAK DUO-G9 355

  • モジュール変換効率:20.6%
  • 公称最大出力:355W
  • 公称最大出力:355W

 

●型番:Q.PEAK DUO-G9 350

  • モジュール変換効率:20.3%
  • 公称最大出力:350W
  • 定価:254,100円(税込)

 

●型番:Q.PEAK DUO MS-G9 235

  • モジュール変換効率:20.1%
  • 公称最大出力:235W
  • 定価:173,195円(税込)

 

●型番:Q.PEAK DUO MS-G9 230

  • モジュール変換効率:19.6%
  • 公称最大出力:230W
  • 定価:169,510円(税込)

 

「ハンファQセルズ」のパワコンのラインナップ

ハンファQセルズでは、自社製のパワコンを販売しています。ここでご紹介する他にも、他社製のパワコンも合わせて取り扱っているため、ご希望に応じて選択することが可能です。

 

「ハンファQセルズ」のパワコンは変換効率96~96.5%


パワーコンディショナー(パワコン)を選ぶ際に、変換効率は重要な基準となります。ハンファQセルズ製のパワコンは、いずれも変換効率が96%から96.5%とされており、高い数値です。

変換効率で不満を感じることはないでしょう。

また、いずれのパワコンも、すべての電力会社管轄内で使用可能です。

 

屋内設置タイプ(HQJP-Aシリーズ)


ハンファQセルズが製造する屋内設置タイプのパワコンは3種類あり、定格出力によって機種を選択できます。

 

●型番:HQJPKA55-3

  • 定格出力:5.5kW
  • 定価:440,000円(税込)

 

●型番:HQJPKA40-3

  • 定格出力:4.0kW
  • 定価:324,500円(税込)

 

●型番:HQJPKA30-3

  • 定格出力:3.0kW
  • 定価:269,500円(税込)

 

屋外設置タイプ(HQJP-Aシリーズ)


ハンファQセルズの屋外設置タイプのパワコンは、マルチストリングスも選択できます。マルチストリングスでは、太陽電池モジュールの枚数を回路ごとに揃える必要がなく、より自由に太陽電池モジュールを設置することができます。

一方、一般的な集中型のパワコンでは、回路ごとの太陽電池モジュールの枚数を揃えるか、枚数が異なる場合は昇圧回路付きの接続箱が必要です。

コストを重視するのであれば集中型を、自由度の高い設置を希望するならマルチストリングスをおすすめします。

 

●型番:HQJP-RA44-3(マルチストリングス)

  • 定格出力:4.4kW
  • 定価:419,100円(税込)

 

●型番:HQJP-RA55-3(マルチストリングス)

  • 定格出力:5.5kW
  • 定価:521,400円(税込)

 

●型番:HQJP-MA55-3

  • 定格出力:5.5kW
  • 定価:473,00円(税込)

 


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