太陽光発電の訪問販売は安全?ウソを見破る方法や対策
太陽光発電の訪問販売とは?
太陽光発電にも「訪問販売」があることをご存じでしょうか?
もしかすると、既に太陽光発電の訪問販売を体験された方もいらっしゃるかもしれません。
一般的に、訪問販売を行っている太陽光発電業者は、あまり良い評判は聞きません。その理由は、訪問販売で購入した太陽光販売が割高だったり、過剰な説明で騙されたような形で購入してしまったりした人、設置後に発電しないなどトラブルに見舞われたりした人が、インターネット上で被害を訴えているためです。
すべての太陽光訪問販売が悪徳業者ではない
しかし、太陽光訪問販売のすべてが悪徳業者というわけではありません。誠実に商売をしている太陽光業者もたくさんあると思います。
その一方で、ウソをついて買わせようとする業者がいることも、残念ながら真実です。この記事では、太陽光発電の訪問販売業者のウソに騙されない方法をご紹介します。
太陽光訪問販売のウソを見破る方法
ここでは、太陽光発電の訪問販売業者がウソを付いていた場合、そのウソを見破る方法について解説していきます。
具体的な見積書や名刺を渡さない
太陽光発電のメリットや魅力を伝えてくるものの、具体的な見積書や名刺を渡してこない場合は、かなり注意が必要です。
名刺や見積書・資料などは後々の証拠になるので、最初から騙そうと思っている業者ほど名刺・見積書は渡さないことが多いです。
「安さ」を執拗にアピールしてくる
「安さ」を執拗にアピールしてくる場合も注意が必要です。特に、「他の店ではこの価格では絶対に買えません!」といった文句で執拗に売ろうとしてくる場合は、ウソである可能性が高いです。
あとで詳しく解説しますが、訪問販売はコストが高い販売方法なので、インターネットの太陽光販売業者の価格より安くすることは難しいのが実情なのです。
売電収入の目安となる発電量が多すぎる
太陽光業者で発電した電気を電力会社に売ることで得られる「売電収入」は、太陽光発電の発電量(電気を発電できた量)によって左右します。一般的な太陽光発電の発電量は、1kWあたり1,000~1,250kWh程度です。
そのため、太陽光訪問販売業者がシミュレーションなどを提示してきた場合でも、1kWあたりの年間発電量が「1,500kWh」を超えているようであれば、ウソの可能性が極めて高いと言えます。1kWあたりの年間発電量は、シミュレーションに記載されている“年間発電量”を“システム容量”で割ることで算出できます。
太陽光訪問販売に騙されないための対策
ここからは、太陽光発電の訪問販売業者に騙されないための対策や知識を身に着けていきましょう。
太陽光訪問販売は基本的に価格が高いことを知る
太陽光発電の訪問販売は、基本的にインターネット通販による太陽光発電の販売よりも価格が高いことが多いです。その理由は、販売するまでにかかるコストにあります。
訪問販売という営業方法は、基本的に人海戦術(大勢の人手を使うこと)なので、当然ながら人件費がかかります。業者はその人件費を太陽光発電の価格に上乗せする形で回収しようと考えますので、必然的に訪問販売業者の太陽光発電の販売価格は高くなることになります。
他の業者と相見積もりをする(最低3社)
太陽光発電の訪問販売業者がやってきた場合、うまく言いくるめられる形で、その場で契約してしまうことは絶対にやめましょう。
これまでお話してきた通り、訪問販売での太陽光発電の購入は、ネット通販などに比べて割高なことが多いですし、施工後のトラブルにも対応してもらえない場合があります。
太陽光発電の訪問販売業者が来た場合は、まず名刺と見積書を貰い、他の太陽光発電業者にも見積もりをもらうようにしましょう。太陽光発電の販売業者は、インターネットで検索すればすぐに出てきますし、弊社日本エコライフでも販売しています。
太陽光発電の訪問販売で騙されないためには、最低でも3社以上で相見積もりを行うと確実でしょう。
訪問販売業者のWEBサイトで販売実績などを調べる
太陽光発電の訪問販売で騙されないためには、訪問販売業者のWEBサイト(ホームページ)を確認して、太陽光発電の販売実績などを確認しましょう。もし販売実績が乏しかったり、販売実績を掲載していなかったりする場合は、その業者は注意が必要だと判断できます。
また、そもそもWEBサイトを持っていない訪問販売業者は、信用しないほうが良いでしょう。
その他にも、インターネットを活用して以下のような情報を調べることで、その業者が信用できるかどうかをある程度判断することができます。
- 工事スタッフや営業スタッフの顔写真が写っているか(写っていない場合は要注意)
- 会社概要から運営会社名をネットで検索して評判をチェックする
- WEBサイトに会社の住所やお問い合わせ電話番号、メールアドレスがあるか(電話が繋がるかも確認するとなおよし)
- ホームページに表記されている日本語の表現に違和感がないか
- 支払い方法が銀行振込のみなどに限定されていないか
もし契約をしてしまったらクーリングオフ制度を利用する
もしも既に契約をしてしまった後なら、クーリングオフ制度を利用しましょう。
クーリングオフ制度は、訪問販売の場合だと、購入後8日以内であれば締結した契約を撤回・解除できる消費者保護制度です。
また、「騙された」と感じたら、消費者センターに電話をすることで、クーリングオフなどの対策方法を詳しく教えてくれると思います。信用できない太陽光訪問販売業者とは契約しないことが一番ですが、仮に契約してしまっても、慌てずに行動することが大切です。
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